その日は、夫が休みで家族全員が家にいた。
息子とこたつでゲームをしたり、久しぶりに外に出たりして過ごした。
午後、洗濯物を干して、ひとりで間食をとった。
見たかったドラマを少しだけ流した。
そのとき、ふいに涙が出た。
感動というより、
張り詰めていたものがほどけて出たような感覚だった。
泣くほどのことではないのかもしれない。
何かおかしいのかもしれないとも思った。
今思えば、あの涙は、
「少し休んでもいい」
という合図だったのかもしれない。
私は、自分で思っていたよりも張り詰めていたんだと思う。

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